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新ソバ十割手打ち

納品した蕎麦屋さんで「小杉」さんが、自家製粉で黒姫山麓蕎麦農場の蕎麦を出し始めた。

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小杉さんは十割蕎麦だけでメニュー構成している。国内産、おそらく北海道?と、更科の「雪そば」、そして信州産の「霧そば」の品ぞろえですべて十割、北海道産700円、雪そば800円、霧そばは1200円だ。ご主人は、「十割蕎麦は難しいとか、つながらないとか言うけど、製粉だよ。ちゃんといい粉を挽けば簡単だよ。」と豪語し、さらに「俺はソバ栽培には手を出さないんだ。やっぱり餅は餅屋だよ。」と言い切る。私もいろいろな人から蕎麦屋さんまでやればいいんじゃないの、つまりバリューチェーンを下流まで展開すれば付加価値がが大きくなるよと言ってくれるのだが、ちゃんとしたソバを打てるまでには時間がかかるのだろうし、それよりもソバ栽培をきちんとしなければという思いが強い。

「小杉」では十割蕎麦を看板にし、メニューはソバ中心で蕎麦前やお肴などはほとんどのっていない。立地条件からそのような戦略をとっているのか、ご主人の好みかはわからないが、昼だけの営業で夜は営業していないし、定休日が金曜日というのも普通ではない。ちなみにご主人の趣味は鳥の写真を撮ることで、店内にも数点展示しているが、ライブラリーはものすごいものがある。住所は須坂市福島412、電話番号は026-248-8864、須坂長野東インターを降りて長野市方向に向かい少しのところ、ただし中央分離帯があるので適当なところでUターンしなければならない。

お店に入ると入口の脇に石臼製粉機が見える。

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お店の裏には低温倉庫があり、そこで玄ソバを保管している。黒姫山麓蕎麦農場の蕎麦は緑がかった色は、八ケ岳のものより薄いが、口に含んだ後にふわりと広がる甘味はかなり強い。

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かみしめると深い味わいがある。存在感をずしりと感じる、やはり十割蕎麦だ。うまい。

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